設立によせて

設立者 雜賀慶二(さいか けいじ)

雜賀 慶二
東洋ライス株式会社
代表取締役 兼 研究開発本部 本部長
東京農業大学 客員教授
雜賀 慶二

当財団法人の設立よせて

我が国の国難の1つに、医療費や介護費の膨張があり、それは未病を含め健康を害した人々が多い事を示すものであるが、私はその原因は、国民のほとんどが玄米にしか含有しない、それも『未知の栄養素』を含めた栄養素の欠乏症に端を発していると考えている。

それは和歌山県内のT、A、B、の3企業の職員とその家族数596名に対し、玄米の要部を残して精白された白米(外観は白米だが、通常の白米ではない)を、僅か1年間の常食によって、それらの各企業の平均医療費が、和歌山県の平均医療費よりTが68%、Aが60%、Bが61%に低下したことが『事業所カルテ』にて実証されているからである。

従って、私共はそのコメの特許権を国に譲渡し、国の政策として広くそのコメの活用を願うものである。しかし考えてみると、広い世の中にはもっと健康に良いコメや、農水産物由来の医食同源の食品が埋もれている可能性が無いわけではなく、それらの発掘や更には科学的根拠も解明し世にオーソライズされることも急がれる。

それらによって1日も早く我が国の医療費や介護費を減らし、健康寿命の延伸化を図り、不肖私のように87歳になっても納税などによって社会を支える老人を増やし、少子高齢化の難題もクリアしたいし、更には我が民族の出生児の著しい減少化や、増加傾向にある障害児の出生に歯止めを掛けることも目指したい。そのために少なくとも10年間は、毎年1億円をかけた公益活動を展開する所存である。

私はこれまで、『極めて社会にとって意義深い事なのに、これまで誰も手をつけていないことをする』との理念に基づき、人の物真似や、どなたかが既に手をつけられている事はせずに行動してきた。当財団の設立も、その理念に基づくものである。

設立者 雜賀慶二