2022/04/15

「医食同源の社会実装」活動が認められ、公益財団法人に~国民の健康増進を目指し、約2 万5000 人の子どもたちを対象とした実証研究にも着手~

このたび、一般財団法人医食同源生薬研究財団は、内閣総理大臣より、4月1日付で公益認定をいただき、公益財団法人となりましたので、ご報告申し上げます。

当財団は、昨年4月の設立以降、人々の健康と我が国の医療費削減を目的に、「医食同源」の社会実装を目指し、実証に基づく医学的且つ客観的な立場からの医食同源食の調査、研究、評価、論文発表、関係者への支援、及び特に講演会などによる啓発活動を精力的に行って参りました。この度の公益認定は、これらの姿勢と実績が認められたものであり、火急の目的である医療費削減に向けた具体的な活動を、国から求められているものと、その重責を感じている次第であります。

本年度は、当財団が目指す「医食同源の社会実装」を更に加速させるべく、「主導研究」として、約500 施設の保育園・幼稚園(1 施設約50人)、延べ約25,000 人の子どもたちを対象に、給食で提供される米飯の種類が欠席率および欠席事由等に与える影響の検討をしてまいります。また、「研究助成」についても、世に埋もれた農水産物由来の食品の効果・効能について探索的な研究、作用機序の解明などを目的に実施します。

また、昨今の諸外国の動向から、日本国産品の重要度が増してくることが予想されるなか、これらの食物に医食同源が証明されれば、人々の需要増を喚起することができ、今まで日の目を見ることが無かった国産品などの需給バランスの健全化を図ることにも貢献できるものと考えています。公益化に際し、これらの国策にもつながる活動にも注力して参ります。

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